火曜日, 3月 14, 2017

KARMOR ditroを被って1300km走った後のインプレ

最強のきのこらないヘルメット
小さい頭にジャストフィット
普通の人や大きい人には要らんかも(いきなり結論




ヘルメットを買い換えよう!


久々に機材インプレっぽいことを書きますが・・・
ヘルメット、えらい長いこと使っていました。

使いすぎだ()
発泡剤が劣化するので基本的にヘルメットは2年使ったら
交換することが推奨されています。

ちなみに僕がロードに乗り始めたのが2011年、つまり
初めて買ったヘルメットをずっと今まで被り続けてきたのです(白目

もはや発泡剤どころではないですね・・・
ちなみにこのヘルメットはセレーブのエイリアン
古いモデルすぎて日本の取扱ではラインナップからも消えています。

買った当初はよく分かっていないので
「わ~~いきのこらないヘルメットだ~~」
とか雑に喜んでいましたが、セレーブのヘルメットは

基本的に僕にはデカイんですよね、アジャスターを
どんなにきつくしても前後左右にワッサワサ動きますw
つまりこうです。

ヘルメットズレスプリントの達人、アレクサンダー・クリストフさん

ボロボロなのも、フィット感ゼロなのもよろしくありません
というわけで、ちょくちょく試着などをしてみたわけですが・・・

日本人にフィットすると大人気のKASKもどれかぶっても左右にワサワサ
シューズと揃えようかとGIROを被るもワサワサ(そもそも高すぎる
METもワサワサ・・・キャノンデールもワサワサ、OGKすらワサワサ

OGKに関してはAERO-R1がカッコイイので発売したら欲しいくらい
なのですが、ワサワサ動くのは嫌だなあ・・・

バシっとフィットしたのがLAZER、だが高い
これはSサイズ(52~56cm)があるからフィットしたらしい

そしてもう一つはカーマー、こいつはかぶった瞬間からフィットした!
LAZERはダイヤル回さないと完全にフィットしなかったが
カーマーはかぶった瞬間90%くらいのシンクロ率があった。

しかも過去に類を見ないほどにきのこらない、なんだこれは!
やるじゃないか韓国メーカー(をシマノが買収してる
しかし、セミエアロのヘルメットが欲しかった僕は(寒いので
少し悩んだ・・・そして

「セミエアロVerが出たら買おう」という先延ばし精神で
購入を見送ったのだが、数ヶ月後、なんということでしょう
シマノレーシングの選手たちが新型のディトロを被り始めたのです!

ちょっと反則ですがエアロカバーでフタを出来ます
別にレースでエアロ使いたいとかじゃないので問題ない
(UCIルールでカバーはダメ、JBCFもダメ)

取れば真夏は最強の通気性、そしてきのこらない、価格20000円
元々25000円前後くらいは出しても良かったので文句なし
更にネット通販だと在庫をダブつかせているのか、もっと安かったりする。






KARMOR ditro 開封の儀


きのこらない!!と言いつつもどこにも置いてなかったので
通販で買うしかないのですが、これでワサワサしたり
キノコってたらどうしよう・・・と思ったが

流石にコンセプトどおり、きのこらないし、フィット感も
下位モデル達と同じであった。

詳しい説明はシクロワイアードさんに任せるとして(雑
というか、シマノはどの商品も売る気あんの?
言わざるを得ないくらい宣伝が雑である、完全にメディア任せ。

カーマーに至っては公式サイトが存在しない有様
シマノレーシングが使っているのにこれは酷い
そもそもシマノの公式サイトが~と言い出すとキリがないので次w

うん・・・まあ別売りのエアロカバーとか、サプリとかも一緒に買ったけどさ
こんな巨大な段ボール箱じゃなきゃイカンのか???
まあAmazonあるあるですな。

箱の質感にシマノ感ある

さてさて、いきなりこんな地味な写真ですが、きれいな写真は
公式宣伝記事でも見ておけばいいのです。

後ろのアジャスターの高さを変えられるので、
一度外すわけですが・・・これが信じられないくらい硬い

こんな単純なポッチでくっついているだけなのですが
絶対に手で引っこ抜こうだなんて思ってはいけません
確実にアジャスターがブチ壊れるからですw

この様に、マイナスドライバーを差し込み、マイナスドライバーが
折れませんように・・・と祈りながらテコの原理で外しますw

あ、折れると祈るって似てますね
とか西尾維新的な言葉遊びはどうでもいい。

パチン!!!とものすごい音がして外れます、
かんしゃく玉かと(例えが古い
自分は非力なので、これを嵌めるのにも渾身の力で押し込みます

この辺の作りをもう少しなんとかしてくれ・・・と思いますが
まあ、一度いじったら触らないので良しとしましょう。

ちなみに自分は一番上の位置(↑の写真は逆さ向いてるからね
でないと全く頭に触れてくれませんでした。

触れてなくても問題ないくらいのフィット感ですが
流石にね・・・

エアロカバー(の裏面)とヘルメット本体、なにげにヘルメット自体に
少しエアロを意識してか、溝っぽいラインを頂点に走らせてるのは偉い。
カバーはアルミのお面といった感じ。

付け方は簡単で、こうやって単純に上にかぶせて押し組むだけで・・・

パコっと入ります、我ながら黒カバーに本体白のコーデがナイス
ちなみに逆にするとフラッシュマンみたいになるからあかん

懐かしいね、ロックマン2。この理論で行くとTeam SKYカラーの
KASKヘルメットは落ち武者にしか見えないのでよろしくない
そう思うのは日本人だけでしょうけど。




うん、やっぱりあかんわ・・・黒と青逆にしたほうがいいのでは
他のヘルメットはもうちょいマシだけどね
しかもこれベンチレーションホールを開けたり閉じたりできるので

レースの最中、選手たちが頭に手を持っていく姿が
余計に面白いんですよw たまーーーにしか見れませんけどね
シーズン序盤の寒い時や雨天、北のクラシックで使うくらい?

KASKの話になってるじゃねえか!ちなみにエアロカバーについてる
マニュアルにしっかりとレースでは使えんぞと書いてある
ズラが取れたら大変ということですな。(大体合ってる


KARMOR ditroを被って1300km走ってみた


当たり前だが一日で走ったわけではない、一ヶ月程である
そもそも半年近く走っていない買ったので、全て一からやり直す
ような感じでせっせと走った。

珍しく真面目にのっけから100km前後の距離を気合で
走り続けたもんだから尻周りの筋肉の痛みがすごくて・・・って
そんなことはどうでもいい、ディトロの使用感はどうなのか?

そんなもの最高としか言いようがない
重量240gは軽くもなんともないのだがGIROのSYNSEよりは軽い
重量とフィット感どちらを選ぶかと言われればフィット感だ

ちなみに200gを下回るヘルメットと250g前後のヘルメット
どちらが安全かは言うまでもない

本当だったら超軽量でフィット感神でお値段手頃が最高だが
そんな美味しいヘルメットは無い、ガイツーは別ですw

ただ、フィット感が優れていると数値ほどの重量は感じにくい
たしかエイリアンもほぼおなじ重量だったはずだが
疲労感はフィット感クソヘルメットとは比較にならない。

完璧にフィットしていると走っていてストレスにならないが
やはりガサガサ動いてしまうと気になってしまう。

また話がずれるが、半月で1000km走るという、半年のブランクの割に
素人知識だけマンがはしゃぎ過ぎだろと言わざるを得ないが
その最中雨が降ったり、強風が吹き荒れたりといろいろあったが

エアロカバーはそれらからかなり頭を守ってくれる
昔は冬などは冬用のインナーキャップ無しで走ると
気分が悪くなったりしたが、今はイヤーウォーマーだけで平気です。

肝心の空力に関しては35km/h以上で走る時に今までより
少し楽かなと感じる程度、マジで少しである
スゲエ!!!!とはならない、そこは単なる蓋ですわ。


頭が小さい人は一度かぶってみるべき


いやいや羨ましいお悩みですなあと言う人も居るだろうが
大きさというものは何事もちょうど良いのが一番得をする
僕が日頃連呼してるフレームサイズとか、まさにそれ。

いいな~~52サイズに乗れて、ッケ!!
と最小サイズにしか乗れないホビットは悪態をつくしか無いのです。

そこはヘルメットも同じ、頭が小さくてヘルメットが合わないのは
ただの損だ、得ではない、贅沢な悩みでもない
ワシかてプロトーネ被りたいわ!!!(本音

そんなやさぐれた自分(の頭)を包み込んでくれたのはカーマー
素晴らしいフィット感で満足感しかない
そして何よりきのこらない・・・そしてプロトーネはきのこるのだ。

まあきのころうがなんだろうが、カッコイイヘルメットは
カッコイイんだけどね、サイクリスト的にはだがな!(悲報

最初に書いたがこれはあくまで選択肢の少ない人間のチョイスである
頭が小さくて、かつ最もきのこらないヘルメットが良い人には最良
そうでない人にはいくらでも選択肢はある

ディトロにこだわる必要はない、羨ましいですなあ~~!(くやしい


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