金なし暇なし自転車乗りとはまさに配達員の鏡…
いや意外とお金はあったりするのも
個人事業主だったりするのですが…
さておき、以前のように愛車を愛でることが出来なくなって
しまいました。
写真を載せたら怒られてしまいそうなくらい、愛機
Reacto Yukiya Arashiroモデルはボロボロです
新城さんごめんなさい、いやルーベを走ったら
こうなったんすよ…とか適当に嘘つきたいくらいボロボロ。
まず休みが勿体無いので、メンテナンスの頻度が減るわけです。
当然洗車の頻度も減るわけで…
度重なる風雨、紫外線、配達中の立て掛けにより
大事な新城しぐねちゃあリアクトは運悪く悪ガキに
拾われてしまったリカちゃん人形くらいの変身を遂げました
すまぬ…すまぬ
さて、この5年間…悪ガキリアクトになるまでにチェーンを頻繁に潰していました。
かの有名な最強の耐久性をもつ（大本営発表）
11SXを使ったりもしました。
が、結果はアルテチェーンと大して変わらず
すぐに伸び伸び。
じゃあもう105でええわ、と3年ほど経った時ある日のこと
「これはチェーンルブが悪いのでは？」
と思い立ち、当時プロチームではUAEがグラフェンルブという
バカ高い真っ黒なワックス系ルブを使用して話題になっていましたが
それよりも前に話題を掻っ攫っていたルブを使うことにしました。
スクワートチェーンルブでございます。
注油クランクをぐるぐる回して馴染ませた後
一晩は乾燥させます、ワックス系は乾燥させないと
まったく機能しないので気をつけてください。
一度注油すれば900km持つだとか無茶苦茶な触れ込みで
そんなわけないがなと思いつつ、わたくしは
新品の105チェーンを中性洗剤で洗い、よく乾燥させ
スクワートチェーンルブを一コマずつ挿していきました。
2年後…そこには元気にクランクにブン回される
105チェーンの姿が！！
嘘偽りなく、一度もチェーンを変えてないです
そして嘘偽りなく、一度もチェーンを洗ってません（ひどい）
まっっったく伸びない！最近ようやく0.50mmくらいは
伸びた感はあるのですが。（測定済み）
スクワートを使い始めてしばらく後、チェーンを洗おうかなと思った時
ふと思いついたのですが。
チェーンは洗うから伸びるのではないか？
よくある話ですが、クリーナーが残っていると
オイルを散布しても直ぐに分解されてチェーンのコマはカラカラになってしまうと。
そして、シマノはチェーンを中性洗剤以外で洗うなと
指定しているわけです
これはリンクの中のグリスが落ちてしまうから。
ということはですよ、リンクの中のグリスが落ちて欲しくないならば
極論洗わない方が良いわけです！（バカ）
うん、めんどくせえしそうしよう！！
などと自転車乗りの風上にも置けない倫理観でそれを実行。
結果、チェーンは伸びない！全然伸びない！
雨が降らない限りオイル切れとは無縁のような気がしてしまう
そんなことは無いわけだけど、雨が降ると直ぐワートの塗膜が
3分の1ほど落ちるイメージ。
実際900キロ走ってしまうとかなり乾きを感じるが
ダイレクト感が強い、などとギリ言い訳は出来るレベルではある笑
最初の注油前にチェーンをしっかり洗浄してしまうと
ワックス切れが少し早いかもしれないです。
新品のチェーンはグリスがぬたぬたに塗りたくられている
ことが多いので、これも落とさずにそのまま
スクワートを混ぜて徐々に移り変わっていくのを待つ
秘伝のタレ方式
が、チェーンには優しいかもしれない
かなりチェーンが汚くなりそうだが、まあどうせ
洗わねえんだ、気にするな。
Uber配達員がチェーン洗うわけねえだろ！！いい加減にしろ！！1
というわけで、世の中の自転車屋さんは
ワックス系ルブは邪道ってことにしないとチェーンが
売れなくてやってられませんわな。
そんな自転車屋さんあるんですか？
あるんすか、そうすか。
フラワーパワーワックスやUFOドリップを試したことがないので
分かりませんが高耐久低フリクションを謳ってるものはどれも
似たようなスペックだと思います。
もちろん厳密には〇〇が最強！とか順位はもありますけども。
コスパと配達用途と考えるとスクワートが丁度良いのですな、おわり。
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