水曜日, 10月 22, 2014

ペダリングと筋肉、ペダリングは胴体で行われていた!?

ロードバイクに乗っていると腰が
痛くなるなんていう人がいる
しかしその腰痛は腰痛だから
起こる痛みではない。
筋肉の仕組みをちょっぴり
覗いてみよう!
いや、アブは関係ないんですが・・・
とも言い切れず、案外アブは関係ある
アブというか、胴体に関係がある。

ロードバイクというのは
一般人から見れば

かなり過酷な前傾姿勢であり
そりゃあ、そんな姿勢で

何時間も走ってたら腰も痛くなるよと
思うことだろう。


しかしこれは間違いだ
過酷な前傾姿勢だからこそ
腰痛にならずに済むのである!

姿勢を良くしなさい!

子供の頃、しょっちゅう親に「背筋を伸ばせ!!」なんて言われませんでした?
うちの親も例外ではなく、口うるさく言う割にお前が姿勢悪いじゃねーかという
完全なる反面教師でしたw

ところが、判明教師にしているのになかなか姿勢は正せない
気が付くと丸まってしまう
当時中学二年生であったが、テニス部で部活に打ち込んでいたこともあって

これは小さい頃からそうだから、生まれつきなので仕方がない
という結論に達していました。
そういう人意外といるんじゃなかろうか?

生まれつきで猫背も確かにある、脊椎側湾症や後弯症の人は
中々難しいことだし、実際中学の部活仲間がそうだった(がレギュラーで超強かった

ここでいう、姿勢を良くするというのは後ろ向きに倒れている骨盤を
前方向に立てる、あるいは倒すことである。

背中の半分から上の猫背は筋肉の硬直によるものが殆ど
スマホを目線を下にして弄っていたりすると悪化の一途だぞ!

当たり前だがお年寄りの腰が曲がってしまったなどの症状は含まない

あれは骨粗しょう症の圧迫骨折とか色々あるので
姿勢が悪いとかそういうこととは話がぜんぜん違う
(大本に健康的でなかったということはあるかもしれないが)

結論から言うと、腰が曲がって姿勢が悪いのは運動不足だからである
いやいや・・・部活に打ち込んでいたんじゃないの??
その通り、部活に打ち込みながらも僕は運動不足だったのです!

毎日自転車通勤しているのに運動不足、毎日帰りはひと駅歩いても運動不足
ウォーキングが趣味でも運動不足!なぜ!?

それは姿勢が悪いからに他ならない
良い姿勢を保って運動できない時点で運動不足
運動をする域に達していないのだ

圧倒的インナーマッスル不足

長時間背筋を伸ばしていられないのは胴体内部の筋肉がひ弱だからだ
ことスポーツにおいて、胴体内部の筋肉が弱いということは
あってはならないことである。

最近よく聞く(10年以上前から聞くわとか突っ込まれそうだがw)
大腰筋とか腸骨筋、その下部の腸腰筋などだ

その3つ(2つとも言えるが)の筋肉が
主動して脚を動かしている、周りの
筋肉たちはそのサポートだ。

おお、なんということでしょう・・・人間は
胴体でペダリングをしていたのか!?

ハッキリいってそうです
胴体で脚を動かしてペダリングしている。


自転車に乗っていると腰痛に苛まれる
のは胴体のインナーマッスル達が
悲鳴をあげているのである。

ちなみに脚の筋肉は何をしているのか?
脚の筋肉が無いと胴体のパワーを支えきれずに

たちまち大腿骨は折れてしまうだろう。

プロのアスリート達は凄まじい胴体のパワーと体重、そして重力を支える為に
脚の筋肉が発達しているに過ぎない。

インナーマッスルがヒョロヒョロな人は、気がついた時に背筋を伸ばすだけでも大分違う
立っている時は踵に荷重がかかると腰に負荷がかかるので足の裏の拇指球辺
意識して立とう。

難しく考えずとも、足の裏の半分より前に体重が掛かっているのを意識すればOK
座っている時は背もたれに寄りかからず
おしりではなく腿に体重をかけて座ろう!これだけで大分改善出来るはずだ。

なるべく、この2つを維持できた健康にもいい
見た目もカッコイイしステキだ・・・猫背で立ったり、座ったりすることは
体の後ろ側の筋肉に絶大な負荷をかけている。

体の後ろ側の筋肉たちは寡黙なナイスガイ(ガール?)なのであまり文句は言わず
限界まで我慢してしまうので、空気を読んで背筋を伸ばしてあげるのが
人としての優しさだ。

※筋肉に感情移入しているわけではありません、喩え話です
  まだ筋肉に名前つけるとかそういうレベルには達してねえから!!!

かといって頑張りすぎも良くない!?


腑抜けた精神を恥じ、己を律し通勤時もサドルにどっかり座らず
お手本のようなペダリングで走りぬけ、坂道も胴体ペダリングパワーで駆け上がり
汗を拭い出社。

帰宅後70km走り追い込む、さらにコアトレーニングをして就寝
休みの日には山へ向かい無限に続いているかのような山道を登り続け
往復で100km以上走る。

いやはや、すごい!ホビーレーサーの鏡だが
ここで欲を出しすぎてはいけない。

もっと早く速くなりたい!(上手いこと言う
と暗黒面に落ち、ウェイトトレーニングやスロートレーニングに打ち込む

ドーピングに走らないだけ遥かに健全だが、特には落ち着かなきゃ
行けない時もある。

オーバートレーニングだ・・・僕は一回だけこの状態に陥ったことがある
今年の5月、仙台におばあちゃんの家に遊びに遊びに行っていた時のこと。

仙台には泉ヶ岳というヒルクライマーの聖地がある
一日足りとも無駄にしたくなかった僕は毎日足繁くその山に通った。

どんなにダルくても己を奮い立たせ登り続けたが
ある日朝からものすごい目眩で世界揺れだし、とてもヒルクライムどころでは
なくなってしまった。

東京にいるときはヒルクライムをするなら奥多摩に行くしか無いが
峠の入口に辿り着くまでに2時間ほどかかってしまう

当然、そうなると荒川でも走ってればいいやとなってしまい
山から足が遠のく・・・
ところが仙台の泉ヶ岳はものの20分ちょいで山の入り口にいけてしまうのだ

普段山に登らない人間が斜度10%超えの坂を500m、1kmを超える区間もある
ヒルクライムを突然全身全霊で始めると、割りと簡単に壊れてしまうのだ。

その後しばらくその目眩が抜けなかったりして、ひどい目にあった
毎日しっかり食べているし、酒は飲まないから大丈夫・・・と思ったが

毎日肉と刺し身と煮物の乱舞でガッツリ内臓も疲労していたw
頑張るのは素晴らしいことだが、短期間でいきなり巨大な負荷をかけるのは危険だ

バルクスポーツ アイソプロ 2kg ナチュラル
バルクスポーツ
売り上げランキング: 5,147

頑張り過ぎないことを頑張れ!

頑張ることを許されているのは頑張り過ぎずに頑張ったものだけだ
超頑張ることを許されているのは頑張ったものだけだ

いきなり頑張りすぎると痛い目を見るリスクがあるということ
まあ、そのリスクを背負わなきゃいけないのがプロなんでしょうけど。

しっかり回復を意識して走り回る事が大事。

0 件のコメント:

コメントを投稿