スプリンターの為のレース
と言っても過言ではない
このステージレースで
久々にルーラーが勝利した
ド平坦ステージしか存在しない
このレースのファンは意外と多い
しかもほぼ砂漠地帯で遮るものが
何もないため
猛烈の風が吹き荒れる
故に集団破壊作戦や
巨大逃げ集団がいくつも生まれる。
stage2 Camel Race Track~Al Khor Corniche/160.5km
stage3 Lusail Circuit/10.3km (ITT)
stage4 Dukhan~Mesaieed/135km
stage5 Al Zubara Fort~Madinat Al Shamal/159km
stage6 Sealine Beach Resort~Doha~Corniche/113.5km
1ステージごとの走行距離は短い
しかし追い風の時はともかく向かい風や
特に横風などのシチュエーションが多く
選手たちには過酷な環境である
もちろん気温も高いが乾燥しているため、熱中症にはなりづらい。
トム・ボーネンは過去4回も総合優勝しているので
砂漠の王と呼ばれる
砂漠の王だったり、石畳の帝王だったり、忙しい人だ。
しかし2014年に限ってはそれらの称号は
ニキ・テルプストラへと受け継がれることになる。
stage1 Al Wakrah~Dukhan Beach/135.5km
ステージ1 アル・ワクア~ドゥハーン・ビーチ
※常にド平坦レースなのでコースプロフィールなどという野暮なものはありませんw
とても珍しいことに少数逃げ集団が
追走とメイン集団を振り切り
テルプストラがエルミガーおじさんの
アタックを潰して後方のルーランヅとの距離を
確認してスプリント開始
トラックレースではパーシュート系が
速かっただけあって数回アタックに反応した
くらいでは簡単に脚がおわったりしない
ルーランヅのほうがグライペルの発射台に
なることも多々あるくらい
圧倒的にスプリントがあるんだけど
少し前で泳がせすぎたかな、エルミガーを追い抜いたけど
テルプストラまではたどり着けなかった。
ツアー・オブ・カタール2014第1ステージ
中東レースの最古参カタール開幕 テルプストラが逃げ切り勝利を飾る
なんと悪路にハマりダメージを受けた
バイクのままスプリントして
勝利してしまうボーネン!
それにしても、このレース
大抵スプリンター1強状態になる事が多い
今回グライペルもデマールもいるのだが
ボーネンのほうが風の使い方が上手いのか
すさまじい強さを誇る
アップダウンのあるツアー・オブ・オマーン
の方をチョイスするスプリンターもいるし
カタールから連続出場する選手も多い。
実際登りスプリントに強いサガンは
毎年オマーンをチョイスしている。
いや味方にはなってないと思うのだが・・・w
砂漠の王は伊達ではありませんな、もっともこういうことは
北のクラシックで慣れっこなのかもしれないけど。
ツアー・オブ・カタール2014第2ステージ
オメガファーマが風のレースを掌握 砂漠の王様ボーネンが通算21勝目
カタールのTTは風が強いのでノーマルバイク
カンチェラーラが居るので本命かと
思われがちだが
カンチェがカタールで勝っているところは
見たことがない。
毎年調整で出ている感じ、
全然本調子ではないんだろう
テルプストラがルーラーらしく良いタイムを
出して総合リード。
パーシュートアルカンシェルのヘップバーンが勝利
彼も今のところトラックメインで
ロードでアシストをこなしているという感じが強い。
ゲラント・トーマスみたいにロードメインに
なった時が楽しみ。
全く関係ないがとてもサイクルロードレースの選手とは思えないくらい
ガタイが良い、首太いな!
ツアー・オブ・カタール2014第3ステージ
ヘップバーンが10.9kmTTで最速タイム テルプストラが総合リード広げる
ものすごい追い風によって
平均スピード58.9km/hという
とんでもないスピードで進行。
久々にグライペルが前に出てきたが
ボーネンが最高のタイミングで
飛び出して勝利。
砂漠の王は伊達じゃない
このレースの全てを知り尽くしている。
ツアー・オブ・カタール2014第4ステージ
平均スピード56.8km/h!!グライペルを下したボーネンが2勝目
どこいったんだボーネン!!1
スプリントに砂漠の王の姿はなく
ゴリラがついに勝利。
逃げ集団をロット・ベリソルだけで
集団を引き続けて潰し
最後のポジション争いもトップの位置で
グライペルを発射
ロット・ベリソル必勝のパターンであった。
ロット・ベリソルのトレインには機能美がある
無駄なく連なり完璧なトレインで
エースを守りぬいて発車する美しさが。
チームワークは全スプリントチームで最高だと思う
グライペルがロット・ベリソルと契約更新の際に提示した条件が
このゴリラ、本物の紳士であり最高のリーダーだ。
※常にド平坦レースなのでコースプロフィールなどという野暮なものはありませんw
とても珍しいことに少数逃げ集団が
追走とメイン集団を振り切り
テルプストラがエルミガーおじさんの
アタックを潰して後方のルーランヅとの距離を
確認してスプリント開始
トラックレースではパーシュート系が
速かっただけあって数回アタックに反応した
くらいでは簡単に脚がおわったりしない
ルーランヅのほうがグライペルの発射台に
なることも多々あるくらい
圧倒的にスプリントがあるんだけど
少し前で泳がせすぎたかな、エルミガーを追い抜いたけど
テルプストラまではたどり着けなかった。
- ニキ・テルプストラ(オランダ:オメガファーマ・クイックステップ)
- ユルゲン・ルーランズ(ベルギー:ロット・ベリソル)
- ミヒャエル・シェアー(スイス:BMC・レーシング)
- マルティン・エルミガー(スイス:IAM・サイクリング)
- ギヨーム・ファンケイルスブルク(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
- バリー・マルクス(オランダ:ベルキン・プロサイクリングチーム)
- アルノー・デマール(フランス:FDJ.fr)
- ミカエル・ファンスタイエン(ベルギー:トップスポートフラーンデレン)
- マルセル・シーベルグ(ドイツ:ロット・ベリソル)
- 3h13'42"
- +01"
- ”
- ”
- +07"
- ”
- ”
- ”
- ”
- ”
ツアー・オブ・カタール2014第1ステージ
中東レースの最古参カタール開幕 テルプストラが逃げ切り勝利を飾る
stage2 Camel Race Track~Al Khor Corniche/160.5km
ステージ2 キャメル・レース・トラック~アル カウアー・コーニッシュなんと悪路にハマりダメージを受けた
バイクのままスプリントして
勝利してしまうボーネン!
それにしても、このレース
大抵スプリンター1強状態になる事が多い
今回グライペルもデマールもいるのだが
ボーネンのほうが風の使い方が上手いのか
すさまじい強さを誇る
アップダウンのあるツアー・オブ・オマーン
の方をチョイスするスプリンターもいるし
カタールから連続出場する選手も多い。
実際登りスプリントに強いサガンは
毎年オマーンをチョイスしている。
レース後のボーネンのコメント
”「残り5kmあたりでニコラス・マースとスプリントの
打ち合わせをしている時に、突然現れたアスファルトの穴にはまってしまい、
サドルが4cmほど下がって前下がりになってしまった。
ホイールも壊れたけど、落車やパンクを免れたのが幸いだったよ。
もうバイクを交換するタイミングがなかったので、
悪いことは想像せずにそのままスプリントした。
このカタールでは、風や機材トラブルを味方につけないといけないんだ」”
いや味方にはなってないと思うのだが・・・w
砂漠の王は伊達ではありませんな、もっともこういうことは
北のクラシックで慣れっこなのかもしれないけど。
- トム・ボーネン(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- ミカエル・モルコフ(デンマーク:ティンコフ・サクソ)
- ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ベリソル)
- アンドリュー・フェン(イギリス:オメガファーマ・クイックステップ)
- マッティ・ブレシェル(デンマーク:ティンコフ・サクソ)
- イアン・スタナード(イギリス:チームスカイ)
- ニキ・テルプストラ(オランダ:オメガファーマ・クイックステップ)
- マルセル・シーベルグ(ドイツ:ロット・ベリソル)
- ラース・ボーム(オランダ:ベルキン)
- カルステン・クローン(オランダ:ティンコフ・サクソ)
- 3h30'07"
- ”
- ”
- ”
- ”
- ”
- ”
- ”
- ”
- +05"
ツアー・オブ・カタール2014第2ステージ
オメガファーマが風のレースを掌握 砂漠の王様ボーネンが通算21勝目
stage3 Lusail International Circuit/10.3km (ITT)
ステージ3 ロサイル・インターナショナル・サーキットカタールのTTは風が強いのでノーマルバイク
カンチェラーラが居るので本命かと
思われがちだが
カンチェがカタールで勝っているところは
見たことがない。
毎年調整で出ている感じ、
全然本調子ではないんだろう
テルプストラがルーラーらしく良いタイムを
出して総合リード。
パーシュートアルカンシェルのヘップバーンが勝利
彼も今のところトラックメインで
ロードでアシストをこなしているという感じが強い。
ゲラント・トーマスみたいにロードメインに
なった時が楽しみ。
全く関係ないがとてもサイクルロードレースの選手とは思えないくらい
ガタイが良い、首太いな!
- マイケル・ヘップバーン(オーストラリア:オリカ・グリーンエッジ)
- ラース・ボーム(オランダ、ベルキン・プロサイクリングチーム)
- ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア:ティンコフ・サクソ
- ファビアン・カンチェラーラ(スイス:トレック・ファクトリーレーシング)
- ニキ・テルプストラ(オランダ:オメガファーマ・クイックステップ)
- マルティン・エルミガー(スイス:IAM・サイクリング)
- ギヨーム・ファンケイルスブルク(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- フィリップ・ジルベール(ベルギー:BMC・レーシングチーム)
- イェンス・モーリス(オランダ:オリカ・グリーンエッジ)
- ヘルト・ステーグマン(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- 13'28"
- +01"
- +06"
- ”
- +08"
- +10"
- +13"
- +15"
- +16"
- +17"
ツアー・オブ・カタール2014第3ステージ
ヘップバーンが10.9kmTTで最速タイム テルプストラが総合リード広げる
stage4 Dukhan~Mesaieed/135km
ステージ4 ドゥハーン~メサイードものすごい追い風によって
平均スピード58.9km/hという
とんでもないスピードで進行。
久々にグライペルが前に出てきたが
ボーネンが最高のタイミングで
飛び出して勝利。
砂漠の王は伊達じゃない
このレースの全てを知り尽くしている。
- トム・ボーネン(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ) 2h22'34"
- アンドレ・グライペル(ドイツ:ロット・ベリソル)
- バリー・マルクス(オランダ:ベルキン・プロサイクリングチーム)
- アイディス・クルオピス(リトアニア:オリカ・グリーンエッジ)
- サム・ベネット(アイルランド:ネットアップ・エンデューラ)
- ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア:アスタナ・プロチーム)
- アルノー・デマール(フランス:FDJ.fr)
- マッテオ・ペルッキ(イタリア:IAM・サイクリング)
- ミカエル・ファンスタイエン(ベルギー:トップスポート・フラーンデレン)
- ベルンハルト・アイゼル(オーストリア:チーム・スカイ)
ツアー・オブ・カタール2014第4ステージ
平均スピード56.8km/h!!グライペルを下したボーネンが2勝目
stage5 Al Zubara Fort~Madinat Al Shamal/159km
ステージ5 アル・ズバラ・フォート~マディナ・アルシャマルどこいったんだボーネン!!1
スプリントに砂漠の王の姿はなく
ゴリラがついに勝利。
逃げ集団をロット・ベリソルだけで
集団を引き続けて潰し
最後のポジション争いもトップの位置で
グライペルを発射
ロット・ベリソル必勝のパターンであった。
ロット・ベリソルのトレインには機能美がある
無駄なく連なり完璧なトレインで
エースを守りぬいて発車する美しさが。
チームワークは全スプリントチームで最高だと思う
グライペルがロット・ベリソルと契約更新の際に提示した条件が
「今のトレインのメンバーを誰一人、本人の意思以外で外さないこと」
このゴリラ、本物の紳士であり最高のリーダーだ。
- アンドレ・グライペル(ドイツ:ロット・ベリソル) 3h48'53"
- アイディス・クルオピス(リトアニア:オリカ・グリーンエッジ)
- テオ・ボス(オランダ:ベルキン・プロサイクリングチーム)
- ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア:ティンコフ・サクソ)
- マッテオ・ペルッキ(イタリア:IAM・サイクリング)
- ユルゲン・ルーランズ(ベルギー:ロット・ベリソル)
- サム・ベネット(アイルランド:ネットアップ・エンデューラ)
- トム・ボーネン(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- ニキ・テルプストラ(オランダ:オメガファーマ・クイックステップ)
- エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア:キャノンデール・プロサイクリング)
stage6 Sealine Beach Resort~Doha~Corniche/113.5km
ステージ6 シーライン・ビーチ・リゾート~ドーハ~コーニッシュ
砂漠の王も最後はフランス期待の若手に
一杯食わされた・・・
デマールが久々の勝利
カタールではデビュー初勝利以来となる。
やはり風の影響でチームが良い位置に
中々食い込めず
スプリントできていなかったらしい
一杯食わされた・・・
デマールが久々の勝利
カタールではデビュー初勝利以来となる。
やはり風の影響でチームが良い位置に
中々食い込めず
スプリントできていなかったらしい
FDJはそういうところが本当に弱い
そんなチームに強力なスプリンターが
二人も居るのがそもそもおかしな話である。
ブアニが出て行くのも仕方のないこと
コフィディスで上手くやっていけるのだろうか
チームメイトを何人か引き連れて移ったようだけど。
残されたデマールは北のクラシックで活躍していきたいようだ。
- アルノー・デマール(フランス:FDJ.fr) 2h45'06"
- ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア:ティンコフ・サクソ)
- ベルンハルト・アイゼル(オーストリア:チーム・スカイ)
- トム・ボーネン(ベルギー:オメガファーマ・クイックステップ)
- メヘル・ハサノウイ(チュニジア:スカイダイブ・ドバイ)
- シルヴァン・ディリエル(スイス:BMC・レーシングチーム)
- アンドレア・グアルディーニ(イタリア:アスタナ・プロチーム)
- サム・ベネット(アイルランド:ネットアップ・エンデューラ)
- セバスティアン・ランデル(デンマーク:BMC・レーシングチーム)
- ニコラ・ルッフォーニ(イタリア:バルディアーニ・CSF)
FDJのデマールが2年ぶり最終ステージ制覇 テルプストラが総合優勝に輝く
というわけで、ツアー・オブ・カタールはテルプストラが総合優勝
2位がボーネンとOPQSの1,2フィニッシュとなったわけだけど
テルプストラはこの時点で、今年は何かあるっていう前触れだったね
石畳での快進撃が始まる。
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