もうすぐ年末ですぐに年始で
すぐにワールドツアーが始まる
今年のダウンアンダーを
振り返ってみる。
毎年オーストラリアの国内選手権
直後に開催されるので
レースはオージーファン達の
熱狂に包まれる。
今ではすっかり開幕にふさわしい
ステージレースに。
去年はルーキーが活躍といった感じだったが、今年は大御所たちが
大活躍する年となった。
ピープルズ・チョイス・クラシック
People's Choice Classic/ピープルズ・チョイス・クラシックと
名付けられたクリテリウムからダウンアンダーは始まる。
ここ最近のJスポーツはライブ中継がまったくないので
なんともつまらんのだが。
年始から選手たちはある程度仕上がっていて、超ハイスピードで
レースは展開する。
オージーの選手たちは国内選手権もあるので
パリパリに仕上がっている、今年の勝者はサイモン・ゲランスだった
ゲランスvsエヴァンスvsポート
というすさまじい戦い。
オールラウンダー二人相手に
パンチ力のある
ゲランスがスプリントでねじ伏せた。
うーーん、表彰台がスゴイメンツだ・・・
エヴァンスはグランツールで戦う力は
もうあまりないのかもしれないけど
8日間のステージレースならば
まだまだ戦えそうなのになあ・・・
オーストラリア選手権&ニュージーランド選手権2014
エヴァンスとポートを下したゲランスが2度目のオーストラリア王者に/シクロワイアード
アデレードで開催される50kmの
クリテリウム。
キッテルvsグライペルの
一騎打ちに・・・
開幕戦でもがっちり
仕上がっているスプリント!
- マルセル・キッテル(ドイツ:チーム・ジャイアント・シマノ) 1h04'34"
- アンドレ・グライペル(ドイツ:ロット・ベリソル)
- カレイブ・イワン(オーストラリア:UniSAオーストラリア)
- クリストファー・サットン(オーストラリア:チーム・スカイ)
- ホセホアキン・ロハス(スペイン:チーム・モビスター)
- ジュリアン・アラフィリップ(フランス:オメガファーマ・クイックステップ)
- マーク・レンショー(オーストラリア:オメガファーマ・クイックステップ)
- ジョナサン・キャントウェル(オーストラリア:ドラパック・プロサイクリング)
- エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア:キャノンデール・プロサイクリング)
- ユルゲン・ルーランズ(ベルギー:ロット・ベリソル)
仕上がってないスプリントはさいたまクリテ参照
僅差でキッテルの勝利ハイスピードなレース展開に
LAP表示も落ち着きが無いですw
ツアー・ダウンアンダー2014ピープルズチョイスクラシック
ジャイアントシマノが早くも1勝 シーズン幕開けを告げるキッテルの勝利/シクロワイアード
ステージ1 ヌリオートゥパ~アンガストン
Stage1 Nuriootpa~AngastonBACK STAGE PASS
全3周回、3週目に小さな山を登る
新城がアタックしたりと
日本人的にも見どころのあるステージ
最終スプリントでは、グライペル相手に
ゲランスが勝ってしまう。
”向かい風が強かったので
スプリントのタイミングを
ギリギリまで遅らせた”
とのこと。
- サイモン・ゲランス(オーストラリア:オリカ・グリーンエッジ) 3h20'24"
- アンドレ・グライペル(ドイツ:ロット・ベリソル)
- スティール・ヴォンホフ(オーストラリア:ガーミン・シャープ)
- ディエゴ・ウリッシ(イタリア:ランプレ・メリダ)
- マキシム・ブエ(フランス:AG2R・ラ・モンディアル)
- フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、アスタナ・プロチーム)
- サイモン・ゲシュケ(ドイツ:チーム・ジャイアント・シマノ)
- ラファエル・バルス(スペイン:ランプレ・メリダ)
- カデル・エヴァンス(オーストラリア:BMC・レーシングチーム)
- ロバート・ヘーシンク(オランダ:ベルキン・プロサイクリングチーム)
ゲランスは脚質的にはパンチャーで短い登りスプリントで圧倒的な
強さは誇る、トラックレースで培った勝負勘はプロトン随一である
2年前のミラノサンレモでカンチェラーラをスプリントで倒した為
カンチェファンからはもれなく憎まれているw
僕は大好きな選手だ、カンチェのライバルはカンチェごと好きだ。
今年で34歳だが2年前に創設されたグリーンエッジに移籍してから
凄まじく強くなった、元々強かったんだろうが
母国チームでのサポート体勢やアシストの充実によるところもあるだろう
遅咲きだがモニュメントレースでも勝ちまくっており、現役最強のパンチャーの一人。
ツアー・ダウンアンダー2014第1ステージ
レースを沸かせた新城幸也のアタック 早すぎる?ゲランスのジャージ獲得
ステージ2 プロスペクト~スターリング
Stage2 Prospect~Stirlingウリッシ改心の勝利
ここから快進撃が始まるのだが
ジロでドーピング陽性の憂き目に。
結局はサルブタモール陽性は
喘息による処方だと
いうことで
3ヶ月後復帰するのだが
「は?今サンプル解析中
なのに出場してんじゃねえよ!
マジ懲罰委員会にかけるから」
UCIからのダメ押しの一撃で
再び出場停止となる。
- ディエゴ・ウリッシ(イタリア:ランプレ・メリダ) 3h52'14"
- サイモン・ゲランス(オーストラリア:オリカ・グリーンエッジ)
- カデル・エヴァンス(オーストラリア:BMC・レーシングチーム)
- フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア:アスタナ・プロチーム)
- ロバート・ヘーシンク(オランダ:ベルキン・プロサイクリング)
- リッチー・ポート(オーストラリア:チーム・スカイ)
- ベン・ヘルマンス(ベルギー:BMC・レーシングチーム)
- ファビオ・フェリーネ(イタリア:トレック・ファクトリーレーシング)
- ハビエル・モレーノ(スペイン:モビスター・チーム)
- ダリル・インピー(南アフリカ:オリカ・グリーンエッジ)
”「ウリッシの勝利には驚いていない。
でも、追い抜いていく彼のスピードには驚いたよ」”
というレース後のゲランスの一言が今やなんだか意味深である・・・
位置取りに苦戦した新城は43位 好調オージー勢を驚かすウリッシの勝利
ステージ3 ノーウッド~キャンプベルタウン
Stage3 Norwood~Campbelltownコースプロフィールを見た時から
エヴァンス勝利の可能性が
高いなと思ったものだ。
なにせ彼はとびきり下りが速い
プロトンで5本の指に入る
速さだろう。
過去にも勝つ時は下りでとばして
そのまま勝ち切るが何度かあった
らしい勝ち方で勝った
今のエヴァンスだと登りで
あんなに飛ばすのは結構賭けに近い。
なにせリッチー・ポートを
あそこまで突き放すアタックだ。
- カデル・エヴァンス(オーストラリア:BMC・レーシングチーム) 3h34'06"
- ネイサン・ハース(オーストラリア:ガーミン・シャープ) +15"
- ディエゴ・ウリッシ(イタリア:ランプレ・メリダ)
- アダム・ハンセン(オーストラリア:ロット・ベリソル)
- サイモン・ゲランス(オーストラリア:オリカ・グリーンエッジ)
- ロリー・スザーランド(オーストラリア:ティンコフ・サクソ)
- ブレント・ブックウォルター(アメリカ:BMC・レーシングチーム)
- ベン・ヘルマンス(ベルギー:BMC・レーシングチーム)
- ダリル・インピー(南アフリカ:オリカ・グリーンエッジ)
- ロバート・ヘーシンク(オランダ:ベルキン・プロサイクリング)
ツアー・ダウンアンダー2014第3ステージ
オーストラリアを沸かせた上りバトル エヴァンスが首位に躍り出る
SCOTT
売り上げランキング: 70,887
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全6ステージあるので前後編に分ける
こんな感じで来シーズンまでレースを振り返っていきたい
・・・けどグランツールは流石にやめようかな
つらすぎるでしょ
ワールドツアー以下もスルーしないと来年のダウンアンダーまで
間に合わなさそう。
後編につづく
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