日曜日, 2月 08, 2015

2015年ドバイツアーの第2ステージに見る今年のSKYのスプリント

ヴィヴィアーニ覚醒の時
なのではないかと、勝手に
思っているのだけれどw

勝ち方とか、今までの
レースを思うと・・・

Gallery: Dubai Tour, stage 2@By VeloNews.com
あっという間にダウンアンダーが始まって終わり、
サンルイスが始まって終わり・・・
ドバイツアーが始まって終わり・・・

そろそろ新しいチームジャージにも慣れたでしょうか?
Jスポーツでライブ中継が始まったらどこがどこだか分からない!
なんてツイートが沢山増えそう。

さてさて、ダウンアンダーもリアルタイムで見れたのですが
ローハン・デニスが総合優勝を取りました
第3ステージでものすごい切れ味のカウンターアタックをブチかまして

「そこはエヴァンスに譲ってやらないのかよw」

という突っ込みが世界的に多くて笑いましたけど、エヴァンスは
デニスを自国のチームメイトとして後継者と認めてのアシストだと思うので・・・

デニスやトム・デュムランはTTスペシャリストとして生きていくのかと
思っていましたけど、二人共結構登れるので
とんでもないオールラウンダーに成長したりするかもしれません。

しかし、エヴァンスはもうエースとしては戦えないんだなと
認めざるをえないレースでもありましたね・・・

年々弱っていく彼が印象的でした、一昨年のジロを総合三位で
終えられたのがグランツールの戦いとしては限界だったんじゃないでしょうか

ほんと、ツール・ド・フランスというのは特別で
キャリア後半で勝ってしまえば全てのモチベーションを奪いかねないような

特別なレース、むしろウィギンスなんかはあそこまで迷走しながら
よく腐らずにTTに打ち込めたなあと思いますもん。


ああ、ドバイの話をしましょう
ダウンアンダーの話になってしまったw
印象的だったのは、記事のタイトル通りやはり第二ステージと第三ステージ

第二ステージではキャノンデールからSKYに移籍してきた
エリア・ヴィヴィアーニが完璧なスプリントでカヴェンディッシュを圧倒


ヴィヴィアーニのSKYジャージ姿が違和感の塊でしか無くw
実況の英語でほんのりとSKYのヴィヴィアーニがどうのこうのと
言っていたので奇跡的に思い出していたくらいでした。

にしてもSKYのトレインがエティックス・クイックステップ(EQS)に
ひけを取らないくらい強力です

SKYもジャイアント・アルペシンのようにベン・スウィフトとスプリンター二枚看板で
ドバイにやってきてます、ゲラント・トーマスにアイゼル、フェンもいるので
平坦の牽引力はかなりのもの

いや普通に超強いスプリントチームじゃねえかw

SKYがカヴェンディッシュ率いるEQSに勝負を挑んでいる姿を過去あまり見なかった
けど、こうやって真っ向勝負で勝てる当たり
チームとしては良い滑り出しなんじゃなかろうか?

壁に勝てたなら他でももっと勝てるということ・・・

トレインの司令塔はバーニーこと、ベルハルト・アイゼルかな
元壁の母でお馴染みの・・・敵として立ちはだかっていますね。

アイゼルはかなり良い人として有名ですけど、カヴェンディッシュはかなり悪い人(笑)
として有名です、少なくとも日本では宮澤さんや土井ちゃんを走行中に
腕を掴んでぶっとばしたことで有名なので良く思っていない人が多いのでは。

今年のツール・ド・サンルイスで山本元喜 選手にかなり挑発的な行為していたりと
カヴェンディッシュが友人としても人としても尊敬しているアイゼルと
比べるとなんだかなあという感じ。

まあ無理やり前に入ったのが悪い気がしますが、そういう時
壁は触ったり後ろから叩いたり以上のことをするんですよねw
(宮澤選手をふっ飛ばした時も日本のトレインが無理やり入ってきて邪魔だったとのこと)

まあ、レース中に殴り合いをするよりはマシですけど・・・
去年のブエルタでそんなことありましたけど、居合わせたLLサンチェスさんが

「あかんわ・・・」

と苦々しい顔で首を横に振って呆れていたのを鮮明に覚えています
話がズレましたけど、真っ向勝負でヴィヴィアーニがカヴェンディッシュに勝った
ところを始めてみました。

これまでも1回くらい勝ってるところを見たことがありますけど
あれはあまりにも状況が不利で、大分後ろの方に沈んでいただけだったので・・・

カヴェンディッシュ曰く「脚があんまり残っていなかった」
とのことで、これは負け惜しみではなく、最終日にぶっちぎりで勝利して
総合ジャージを奪い返したというわけです。

カヴェンディッシュが昔に比べて勝てなくなったというよりかは
他のチームが恐るべき体制を整えていることの方が大きい気がします

それとカヴェンディッシュに弱点があるとすれば
スタミナはそんなに高くないということでしょうか

去年のミラノ~サンレモを見れば分かる通り、タフなコンディションには
あまり強さを発揮できなさそうです。

ヴィヴィアーニについては、去年までのキャノンデールのスプリントトレインは
他のチームと比べてかなり貧弱だったと思うので、あの状況で2位を連発していた
ヴィヴィアーニは相当強いスプリンターだと思うわけで・・・

サガンが去年全然勝てなかったのは移籍先を考えなきゃ行けなかったりと
落ち着いてレースに望めるメンタル状況じゃなかったんじゃないかな

キャノンデール最後の年だから勝ちたい気持ちが先行しそうだし
色んな悩ましい状況が重なっていたからだと信じたいデスネ
今年のキャノンデールはほぼガーミンなのであしからず。

というわけで今年のSKYは平坦スプリントにも期待できそうです
(スウィフトはどちらかというと上りスプリント系の選手だったから)

しかし、グランツールではどうなんだろうか
フルームやポートの山岳アシストを削ってしまう気がするけど

まあ、フルームさんは一人でも問題なさそうな気がしてしまうがw
むしろ横風アタックの護衛には持ってこいかな?

まだ一月先になるけど、チクリッシモ4月号の季節
みんな大好き選手名鑑付き号が出ます
去年の号の選手名鑑は記事を書く時に頻繁に内容を確認したり

うっかり椅子で轢いてしまったりしたため(ほぼそれが原因w
ズタボロになってしまったので今年の選手名鑑は大事に使っていきたいです
あとニワカな僕もチクリッシモが溜まってもう17冊ある

勿体無くて捨てられないし、どんどん場所をとっていくので何とかしたいw
VELOマガジン日本語版が休刊になってなかったら
もっと大変なことになっていたんだろう・・・大変なことになってもいいので
復活してくれないかな~。

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