火曜日, 1月 26, 2016

カレブ・ユアンのロケットミサイルポジション:TDU2016

一体どういうことなのか
御堂筋翔は実在したw
 その高さ、まさに史上最低
正面から見ても分かる前方への突っ込み具合
横から見ると・・・
にわかには信じがたいが、あれは実在するスプリントだったのか・・・
CYCLING TIPS曰く”ロケットミサイルポジション”www

ロケットミサイルポジションから繰り出されるロケットミサイルスプリントである
いやまったく・・・驚いた。

確かに、冷静になってみればこれはタック・ポジション、
グレアム・オブリーがかつてアワーレコードでやっていた事と
似たようなことだが・・・


この、身体が前方に突っ込んでいるポジションは空気抵抗削減に
すさまじい効果がある、後にUCIルールが改正されて(陰謀、本当に陰謀w
アワーレコードやTTで使えなくなってしまったが・・・

 しかしこれをスプリントでやる選手は今まで見たことがなかった
トラックでは居たのかもしれないけど、特にロードでは見たことがない
しかも風や他の選手たちがいる中で

あんな不安定極まりないポジションでスプリントしている
あの姿勢でスプリントするには相当なパワーの体幹が必要なはず
あんなに前に突っ込んでいるが、ハンドルには殆ど荷重は掛かっていないはず

強く握りこんでいる可能性は十分にあるが、それでも荷重は掛かっていない
掛かっていたらあんな爆発的な加速が出来るわけがない。

御堂筋くんは実在した、夢だけど、夢じゃなかった!

まあ、御堂筋くんはおそらく人間ではないので首が伸びたり胴体が伸びたりしますがw
彼のバイクは諸事情というか信念により小さいままのフレームを使い
異常に長いステムにシートポストをめちゃくちゃ引き出して使っているわけですが・・・

なんと、ユアンのバイクも似たようなセッティングなのです!
画像は2年前のものですが、ポジション自体は今もほぼ変わらない
なにせオリカの選手、殆どが新型Foilを使わずに旧Foilを使ってますからね

何、またSCOTTやらかした?
(ヘッドチューブ長が旧型に比べ10mm長いという愚行によるものっぽい)


ちなみに去年使用のバイク、機材は変わったけどほぼ同じ
今年もこれに乗っている、新型がクソなので

ユアンの身長は165cmですが、フレームサイズはXXSで1サイズ・・・というか
1.5サイズくらい小さめ。同じ身長なのでわかりますが、本来は
XSサイズで丁度いいはずです

おそらくヘッドチューブの長さが気に入らないので、より短いXXSサイズの
フレームを使って、更にハンドル落差を稼いでいるのでしょう
(PROに-17°のステムがあればXSサイズでも良いのかもしれませんが)

旧FoilのXXSのヘッドチューブ長が100mm、新型が110mmです
正直、110mmでも短い方だと思いますが
これだとロケットミサイルスプリントが上手く決まらないのでしょう(多分

流石に小さいサイズの方が剛性があるから、とかそういう理由ではないと思います
サイズごとに剛性コントロールを行っていないフレームで
XSサイズなら相当硬いと思いますし

そして、ステムの長さ140mm!!165cmの選手がつかうステムにしては
あまりにも長過ぎます、長い、本当に長い・・・

トップチューブ長はホリゾンタルで510mmありますが、
シート角がかなり立っていて74.5°・・・にしたって長い、超長い
ロケットミサイルポジションを取るためには必要なことなのだ!

ハンドルは丸ハンと限界までスプリントポジションを低くする選択
みなさん、ロケットミサイルポジションするならこのセッティングですよ?
(貧脚は真似しない)

それにしても、今回調べたおかげで、今のSCOTTがヤバイことが
なんとなく分かりましたわ。ちゃんと選手の意見をフィードバックして作ったのか?
旧型使ってる選手ばっかりじゃないか

ちゃんとしないとオリカからもIAMからも契約切られますぜ・・・
新型発表されてから全然ジオメトリ見てないのもどうよ??って
ツッコミはナシの方向で・・・

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